2018年の火星の大接近に合わせてイベント用に天体望遠鏡を購入考えている方へ

- 金銭的な制限を考えるとメインに火星の模様が見える天体望遠鏡を一台。
- サブの観測用として集まった人を待たせないために安価なトラベルスコープを数台。
- もしも火星が観測できない場合でも天体望遠鏡にスマートフォンを接続して月のクレーターの撮影が可能。
1.火星大接近に合わせたイベント向けのおすすめ天体望遠鏡とは!?

火星の大接近に合わせてイベント用に天体望遠鏡を購入している方へ
上の写真のように大型の天体望遠鏡をそろえるのが理想的ではありますが金銭的に現実的ではありません。
どこまで鮮明に見たいかによってお勧めする天体望遠鏡が異なってきますが。
最低ラインとして火星が赤い星ということが分かればそれなりに感動的だと思います。
そこでお勧めするのはトラベルスコープです。
トラベルスコープで観測すると他の星々は天体望遠鏡で見ても黄色く光る星ですが、火星は赤い星として認識できます。
残念ながら低価格の天体望遠鏡なので、火星の模様までば見えませんが、
大接近している2018年なら、トラベルスコープでしっかり火星を観測できます。
ちなみにトラベルスコープと似たサイズで同じような形の天体望遠鏡が市場には多くありますが、
レンズの質が全然違いますので、ほかの小型の天体望遠鏡はお勧めしません。
トラベルスコープの性能の詳しい説明はこちらです。
トラベルスコープをお勧めする理由は低価格なので、数台購入できる点です。
天体望遠鏡イベントを開くと、数人で一台の天体望遠鏡を回してみる事になりますが、
待っている時間はストレスがたまりますし。
こんな感じのイベントをよく見ます。

火星は常に移動するので、位置をセットさしても、1人目、二人目は真ん中に火星が見えていても、3人目の時には、何も見えないとい事がよく起こります。
1人で観測している時は自分で調節しながら観測できるので、いきたり見失う事はありませんが、人が入れ替わりで観測してると見失ってしまいます。
5万円の天体望遠鏡を一台購入するなら、
3万のメインで使う天体望遠鏡と、サブ用として、トラベルスコープを数台イベント会場に持って行く事をお勧めします。こんなイメージですね。

3万円の天体望遠鏡であっても火星の模様は観測できます。
代表的なのがビクセン・ポルタII A80MfとセレストロンのOmni 80AZです。
2.トラベルスコープを使った火星観測の口コミ/レビュー/評価のまとめ
+Good Point
・イベントなど多いい人数にも対応できる。
・火星がほかの星と違い赤い星だと認識できる。
・スマートフォンを接続して天体の写真撮影ができる。
−Negative Point
・火星の模様などを観測するにはメインとして3万円台の天体望遠鏡が一台ほしい。
・トラベルスコープの三脚は弱いのでカメラ用の三脚があれば交換したい。
3.火星大接近のイベント用天体望遠鏡のまとめ

- 金銭的な制限を考えるとメインに火星の模様が見える天体望遠鏡を一台。
- サブの観測用として集まった人を待たせないために安価なトラベルスコープを数台。
- もしも火星が観測できない場合でも天体望遠鏡にスマートフォンを接続して月のクレーターの撮影が可能。